翁の愛の空回りが切ない。
以下ネタバレ注意
姫を思うあまり立派な暮らしを望む翁の判断は娘にとっては窮屈で心を閉ざす原因になりました。しかし翁の判断は決して間違いばかりでもなく捨丸との再会シーンでは彼は盗みを働く存在になっていました。もしあのまま姫が一緒に暮らしていたら彼女も同じ道を歩むことになったかもしれません。
しかし彼女の本当の幸せは草木に囲まれ自然を感じる生き方にありました。
この作品では愛ゆえの正しさやこだわりといった人間特有の業も自然の中での命の営みや生きる喜びの一部として描かれています。そのため生の尊さをいっそう感じると思います。
もっと色々な人に見てもらいたいです。