悲惨で哀しくもあり、美しくもある、日本人の「死者」への想いが伝わる、分かる様な話です。
欧米等では、自然災害等で残念ながらお亡くなりになった方々のご遺体を運ぶ際に、日本と似た様にトラックに積みます。日本なら自衛隊や警察(機動隊)、欧米なら国軍や州兵等がその人を担います。
出来るだけ1台の輸送車両に「遺体」を載せるのが、欧米。ので、「遺体」が重なる事があります。
日本の場合は、荷台には上向きで載せ、ご遺体の上にご遺体を載せない。コレは、どうやら日本だけの様です。「ご遺体の上にご遺体を載せない」事。実際に被災地で活動家した、自衛隊の親友から聞きました。
米国も助けに来てくれましたが、「何故もっと積めるのに?」と不思議がる程、それは徹底されていました。
人の生命を題材に「感動してください!泣けるでしょ?」って今時の映画は沢山ありますが、昨今には珍しい位に「静かな、厳かな内容」で、ズシリと心に迫るモノがありました。観ても損は無いと思います。