個人にとって自分の失敗は汚点ですが、組織やチームなど広い視野に立てば、むしろそれは貴重な事例だと本書は教えてくれます。
この貴重な事例を活かすか殺すかによって、組織は同様の失敗を繰り返して停滞するのか、それとも失敗を糧にして前進し、リスクを減らしていくことができるのかが決まります。
失敗を価値あるものに変えるには、まずそれを素直に認める勇気と、原因を物理的・心理的に精密に調べる姿勢が必要です。
本書では、実際の事例をもとに、そうした失敗を活かす組織の条件や文化について解説されています。
自分の現場でも、失敗が共有されない空気がある。だからこそ本書はリアルだった。
誰もが失敗と向き合う時代に、これはチームにも個人にも有益な一冊です。