くずになる原因は、人間がつくりだします。自分からクズになるのは極まれで、誰だってまっすぐ生きたいです。かねまさも、りんも、私は責めることが出来ません。私自身も、虐待を受けて育ち「普通の親になりたい」と思いながら結婚、出産、うまく行かない事ばかり。結局離婚したけど、子供は手放さなかった。子供の頃のことは封印して、ただただ子供が普通に育つようにと生きてきました。この映画をみて、全てのセリフがグサグサ刺さって食い込んで。私も子供の頃に、かねまさに会いたかった、まりを支える人が周囲にいてくれて良かった、傷が消えていて良かった。アイスのくだりも良くわかります。私は赤いウィンナーソーセージでした。日頃は怖い親だけでど、なぜか赤いウィンナーを私が喜んでいると思って、何かと言えば買ってくる。でも、その思いは親そのものかと、受け入れる、それで平和なんだなと、実は大嫌いと言えなくて、大人になったら絶対食べないものです。いくつかそれがあります。虐待受けた人が書いたのでしょうか。そうです、そうなんです、と言うことが多かった。このしょうもない母親もまた、しょうもない親に育てられたのでしょうね。虐待を受けた人からすれば、かねまさは光。今となっては仕方ないけど、私も子供の頃にかねまさに会いたかった。そして、虐待する過程を知らんぷりしてはダメと心に刻んでいます。痛くて切ない、でも、救済がある映画でした。より多くの人に見て頂きたい。「なんで逃げないの?」それもまた、二次的な虐待です。とても素晴らしい映画を製作してくださって、ありがとうございました。