1が傑作すぎるので、2は正直いまひとつ盛り上がり、凄みに欠けていました。
主人公ルシアスも、ラッセル・クロウのような重厚なカリスマ性/悲劇性が無いので、キャラとして弱く剣闘士としての実力、実績不足でヒーロー性も弱かった。
序盤の気味悪い猿との戦闘シーンも作り込みが甘く、全体的にB級テイスト感が漂った。
これ、本当にリドリー・スコット作品なのって思いましたが、ナポレオンの時も同じように演出が冗長でしたので、最近のリドリー・スコット作品は総じてそういう傾向になってしまってますね。
リアリティ溢れた黄金期の演出はもう期待できないかな。
その他、デンゼル・ワシントンの成り上がり感が妙にペテン師的で薄っぺらかった。
ルシアスの母、ルッシラ役のコニー・ニールセンは老けてしまって魅力なし。
最後はあっけなく死んで息子とのドラマも薄っぺらかった。
全体的に美人女優や名俳優がおらず、演劇として深みが無くドラマとしての見応えがなかった。
脚本家を調べてみたら、デヴィッド・スカルパというナポレオンと同じだったので、やっぱりなと思いました。
正直、とりあえず続編作りましたよという、やっつけ感を感じた。
映画としては駄作ですが、今回は、自宅のホームシアター/100インチプロジェクター/アマプラ4K配信で鑑賞しましたが、映像作品としてはゴージャスでローマ帝国のリアリティは再現できていたので、普通に楽しめました。
良かった点はそこだけですね。